銀座歌舞伎座
新歌舞伎座となった銀座歌舞伎座で「女鳴神」を鑑賞してきました。

新歌舞伎座で観劇

新歌舞伎座三月公演

新歌舞伎座では女成神を上演中でした。

 

歌舞伎の観劇で銀座に行きました。
席は八割方埋まっていて午前11時上演です。
終演は午後3時半頃で、幕間に昼飯を食べて鑑賞。
かなり長い時間です。

歌舞伎の効果音

入り口でイヤフォンを700円で借り説明を受ける。
今回は興味の中心はを歌舞伎の踊り、ではなく音楽、効果音としました。

歌舞伎の「六方」と「柝の音」

きょうの興味は音楽であり、音です。

歌舞伎で印象的な床を踏み鳴らすドン、 タンと言う効果音。
ドンであり、タンの繰り返しです。
ドンドン タン タン タタン タンタタタタタ タ〜ンと
床を踏み鳴らしつつ力強く、荒々しく花道に消えて行く六方。

六方は歌舞伎だからといってどの演目でも踏み鳴らすわけでもない様です。
今回は「女鳴神」だから六方が見られた。

他の演目では「義経千本桜」「勧進帳」などが挙げられる。

さて、その六方を踏むと合わせて拍子木が打たれる。
その拍子木を「柝の音」と呼ぶそうです。
「柝の音」(きのおと)とか(きのね)と読む。

「柝」の文字は初めて見て、耳にした。
材質は樫、紫檀、黒檀などの硬い木が多い様です。

「附け打ち」

タン タン タン タタンタンと小気味よく場内に響く。
動作を強調するための効果音、「附け打ち」と呼ぶ。

見得を切るとき、立ち回り、登場人物の動作仕草の強調に打ち鳴らす。
舞台の右袖の端で拍子木の「柝の音」を打ち付けていた。

結構、気持ちのいい音です。
スコーンと抜ける様に胸に響く。
頭の中の雑念が払われる様な気がしてくる。

「柝の音」(きのおと)を文字として調べてみた。
(たく)とも読む様です。
撃柝(げきたく)など読んで、取引市場で立会いの開始、終了、
売買の決まった時に打つ拍子木とあります。

その様な光景は魚河岸の競りで鳴る拍子木を耳にした事はありましたが
撃柝と認識したことなどなかったです。

スポンサーの膜

スポンサーの名入りの膜。何枚もあり繰り返して張られる。

附け打ちは大道具担当だとイヤフォンから説明のアナウンス。
役者の演技を見ながら打つタイミングを計って行く。
大向こうから掛ける声のタイミングと一緒ですね。

小学校の頃TV観戦していた時に、どんな酔っ払いかと思っていました。
そうではないんですね。
「成駒屋!」「松嶋屋!」「まってました!!」を残念ながら今回は聞けなかった。

歌舞伎座の幕

とても懐かしく感じる歌舞伎座の幕。懐かしくても身の回りにある訳でもないし、歌舞伎座に通った訳でもないです。

ハーモニカを吹いていても「半拍置いて吹く」「ひと呼吸置く息遣い」が
大切ながら、タイミングが取れないで苦慮している。

周囲を見回し、相手の所作を見計らい、調和の中に取り込むタイミング。

音符を追うだけの音、音符に載せただけの音では楽しくない。
強弱を付け、流れに乗り、心に染み込む、響く様な音楽を目指したい。
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鳴り物の三味線とテンポ

鳴り物の三味線、唄い方は上手に居並んでいた。
鳴りの出だし、三味の音には微妙にズレがある。
指揮者がいないのでまさに息の合わせる、間の芸術なのでしょうか。
俗に西洋音楽、特にオーケストラの場合には指揮者がいる。
指揮者の上下、左右に振る指揮棒に演奏は寸分たがわぬ正確さを見せる。
出だしはもちろん、演じるスピードは決まっている。

Jazzはバンドマスターのワン ツウー スリーで始まる。
その速さはその日により違うし、バンドマスターによっても違う。
曲の途中でも変化する事はあると言う。

歌舞伎の間のとりもつテンポは、踊る演者による。
演者が驚きで息を呑む。
その瞬間に三味を入れ、拍子木を打つ。

う〜んと間延びした様なセリフなんだが、これが歌舞伎なんだ。
その間延びを拍子木で効果を昂め、場を締める。

歌舞伎とハーモニカ

さてはて枯れた篠笛の音色が、将来ハーモニカが加わる事がないだろうか。
篠笛に代わりクロマチックやテンホールの登場があり得るかも知れない。
古い時代を背負いながら変化してきた歌舞伎。
ハーモニカのファンにはシルバーファンが多い。
ファン層が重なることが予見される。
新しく、楽しい未来の歌舞伎になるかも知れない。

#新歌舞伎座、#女成神、#ハーモニカ、#効果音

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